メジャーリーグの中では資金が少ない球団カンザスシティ･ロイヤルズ

カンザスシティ･ロイヤルズは、金持ち球団が多いメジャーリーグの中では、資金が少ないチームです。 しかし、人気は高く、多くのファンがいます。 ロイヤルズという名は、地元のカンザスシティで行われるアメリカンロイヤルというイベントが由来となっています。

1976年に、初めて地区優勝を飾り、1977年も圧倒的な成績を残して再び地区優勝を果たします。 しかし、その後は長期低迷が続き、2002年にはシーズン100敗を記録し、シーズン中に監督が2人も交代しています。 2013年になると、投手陣が頑張り、チームの防御率はリーグトップを記録します。 2014年には、20年ぶりの10連勝を達成し、シーズンの終盤まで優勝争いをして長い低迷から脱出します。

そして、ワイルドカードでポストシーズンへ進出し、3度目のアメリカンリーグ優勝を果たします。 2015年には、メジャーリーグのワールドシリーズ史上最長タイの14回までもつれた試合でサヨナラ勝ちを収めます。 結局、4試合で逆転勝利を飾り、1985年以来2度目の世界一に輝きます。